皮膚が樹木のようになってしまう奇病「ツリーマン病」とは?
歩く木、かっこいい〜!私の好きな樹木男も見てください! https://t.co/b6kR5uonCt pic.twitter.com/TDNbsCixbH
— 岩渕君 (@at_a_loss_1996) 2018年3月21日
ツリーマンの原因は、ヒトパピローマウイルスで、人間なら誰にでも感染する病気だそうです。
ただ、普通は抵抗力があるので、小さなイボが出来る程度なのですが、ツリーマンは抵抗力の異常が原因で、イボが増え続けているそうです。
ツリーマン症候群ってなんだろうって気になって調べたらくっそ後悔した 頭かゆくなってきた
— Anexel4Rhythm (@Anexel) 2018年8月8日
画像の彼は、巨大なイボができた「樹木男」ことアブル・バジャンダルさん。
手足の表皮に樹木のようなこぶが大量にできる奇病に苦しむバングラデシュ人の20代の男性。
症状は悪化する一方だった!
4年後には広範囲に広がり、「薬草の専門家などに相談したが、症状は悪化する一方だった。今は数十センチの大きさになった」と話す。
「当初、イボに害はないと考えていた」と、ダッカ医科大学病院でバジャンダルさんはAFPに語った。
「だけど、私は徐々に働く能力を失っていった。今では、両手に2~3インチ(5~8センチ)のイボが数十個できている。足にも小さいこぶがいくつかある」。
バングラデシュ最大の国立病院が手術を決定
極めて珍しい表皮の発育異常と診断された。
バジャンダルさんは、自転車引きとしての仕事を辞めざるを得なかったという。
同国最大の国立病院であるDMCHは、手術費用を請求しないことに決め、手術を担当する医師団を結成。
バングラデシュで初の手術
無償で手術を引き受けた国立病院医療チームの医師は「ツリーマン(樹木男)の名で知られる病気で、バングラデシュで見たのは初めてだ」と説明。
バジャンダルさんのイボを、主要な神経を傷つけたり、他の健康問題を生じさせたりすることなく外科手術で取り除くための検査を実施している。