ウサイン・ボルト氏がサッカーデビューって本当!?
ボルト、決定機に“人類最速の足”が30cm届かず 解説者笑う「スピードが足りない」
サッカーデビュー戦、触ればゴールのチャンスをフイに…決定的瞬間の動画に反響
陸上男子100メートル、200メートル世界記録保持者のウサイン・ボルトが31日、豪州でサッカー選手デビューした。
Aリーグの練習生として参加したクラブのプレシーズンマッチに途中出場。
最大の見せ場は後半アディショナルタイム。右サイドからのクロスにフリーで飛び込んだが、あと30センチ届かず。
その瞬間を米メディアが動画付きで公開し、詰め切れなかった“人類最速男”に「ちょっとスピードが足りなかった」と解説者から辛辣なジョークが飛んでいる。
“人類最速男“の足でも届かなかった。
セントラルコーストの練習生として挑んだセントラルコースト選抜とのプレシーズンマッチ。後半26分にピッチに立つと、最大の見せ場は後半アディショナルタイムに訪れた。
ペナルティーエリアの裏のスペースを突いた味方が右サイドからクロスを供給。
これに中央からフリーで走り込んでいたのはボルトだった。
背番号95は猛然と10メートルほどダッシュし、クロスに反応。
あとは触ればゴール間違いなし。
そして、左足を出した次の瞬間だった。
懸命に伸ばした足は届かず、ボールは無情にも通過。左サイドへ抜けていった。
盛り上がったスタジアムは一転してため息に包まれ、ボルトも苦笑いを浮かべ、悔しさをにじませていた。
結局、デビュー戦は無得点だった。
米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」公式ツイッターは“届かなかった30センチ”の決定的瞬間を動画付きで公開。
映像では実況が
「わずかに届きませんでした。惜しい瞬間でした」
と言うと、解説者は
「ちょっとスピードが足りませんでしたね」
とジョークを飛ばす場面も。
目の当たりにした海外ファンからも続々と反響を呼んでいた。
2014年のスピードがこのボールには必要だった!

〇2014年時のスピードがこのボールに対しては必要だった…
〇マルチスポーツ選手になるということは、私たちの想像以上に難しいことだ
〇ロナウドのユベントスデビュー戦の時のようだ
〇彼ならできるよ
〇惜しい!
〇パスが良かったら、話は別だったかもしれない
〇上達するよ…
〇ポテンシャルはある
〇フットワークが良くなれば、彼は大丈夫だ
このように声が相次ぎ、一方で
「ちょっと場違いかな」「びっくりするくらいにサッカーは不得意」「フットボールは足の速さじゃない。彼にボルトが2014年のスピードであったとしてもだ」
と手厳しい声もあった。
いずれにしてもこんなに大きな話題を呼ぶのは注目度の裏返し。
異なる競技で、ここからどんな活躍を見せるのか。
世界が見守っている。
次ページではTwitterでも話題になっていたので声を集めてみた。
※このときの動画は3ページ目にあります!