これぞ本当の世界仰天ニュース!!
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世界仰天ニュース!70キロの巨大腫瘍って何事ぞ

12月11日放送のザ!世界仰天ニュース
12月11日に放送される「ザ!世界仰天ニュース」で特集されるのは、重さ70キロにもなる超巨大な腫瘍を患ったルチカ・ブンヘズさん(47)についてだ。
上図のように、これほど巨大な腫瘍を抱えて今まで生活してきた彼女だったが果てして・・・。
ここで朗報だ!
10時間以上に及ぶ手術に耐えて無事腫瘍を切除する事に成功したのだ!!
これまで、遺伝子の異常を原因とする神経線維腫症と呼ばれる腫瘍を伴う疾病に長年に渡り苦められていた。
彼女の腫瘍は背中から太ももの裏まで繋がる形で、腰から背中全てを覆う。
そして、重さがなんと70キロあるという。
彼女自身の体重から計算すると、2倍はあろうかという程に巨大な腫瘍だったのだ。
上図は手術前の画像になるんだけど、現在の彼女は無事手術も成功したため、段々と良くなってきているって。
本当に良かった。
世界仰天ニュース!巨額な手術費用に困惑
彼女は、これまで手術を行う為の資金をまったく用意できずにいた。
この手術にかかる費用はなんと、3,500万円だ!!
そのため彼女は、3年間に渡り腫瘍に苦しめられて来た。
が、そんな彼女のもとについに幸運が舞い降りてきた。
この程米ワシントンのディスカバリー・チャンネルがその模様を映画化する権利がほしい、貴女の手術費を全額立て替えるからどう?
って。
彼女は契約を結び、ようやく手術が行われる運びとなったのだ。
3,500万円もの大金はそうそう個人で用意できないものね。
ぼくには無理!
そんなお金ないもの。
彼女にとって、ディスカバリー・チャンネルはもはや神様のような存在だったろうね。
やっとこの惨状から解放されるかもしれないって、どんなに嬉しかったことか、ぼくらには想像もできないよね。
世界仰天ニュース!腫瘍はいつ頃発症したのか

彼女の腫瘍は22歳のときに初めて発生した。
その時は15キロに達した段階で切除されたみたいだった。
でもね、その後再発してしまったのだ。
しかも今度は前回よりもさらに大きな腫瘍へと化して。
これまでルーマニアの病院では腫瘍切除の際に、出血を止めるだけの設備がなかった事に加え、こうした事例に対する経験が乏しかった為、彼女の手術に恐怖心を抱いていたんだ。
それはそうだよね。
ただでさえ珍しい病気なのに、手術ともなるとつい失敗した時のこととか頭をよぎっちゃうよ。
ギネス記録によるとね、これまでに切除された最大の腫瘍は重さ何と138キロなんだって!
彼女の70キロに達するという巨大な腫瘍よりもはるかに重いって、もはや想像できないね。
その手術は1991年に行われていて、その患者は無事に全快しているんだって。
お医者さんって本当に凄いよね。
その一刀で幸も不幸も決まるわけだからね。
世界仰天ニュース!レックリングハウゼン病って?

そもそも、神経線維腫症っていうのはなんなの?
これは、皮膚や神経を中心とした諸器官にさまざまな異常を発生させる遺伝性の病気だ。
神経線維腫症には大きく分けて2つのタイプがある。
「神経線維腫症1型」と「神経線維腫症2型」と呼ばれるものだ。
神経線維腫症1型(フォン レックリングハウゼン病)とは、皮膚、神経を中心とした諸器官に、神経線維腫をはじめとした様々な異常が生じる遺伝性の病気だ。
今回の話に出てきたルチカ・ブンヘズさんもこちらに該当する。
幼少期は色素斑だけのことが多く、腫瘍が顕著あらわれることはない。
多くの場合は、思春期以降にだんだんと腫瘍が出現するという傾向があるのだ。
《発症の割合》
このレックリングハウゼン病を患っている全国の患者数はどの程度いるのか。
調べた情報によると、患者の割合は約3,000人に対して1人の割合で発症している。
遺伝病の中では多いよね。
というか、そんなにいるんだと驚いてしまったよ。
《原因》
一言でいうのであれば遺伝。
仮に父親が神経線維腫症1型だったとしよう。
子供は両親の2つの遺伝子のうち、1つずつを受け継ぐ。
この時、父親の異常な遺伝子を受け継ぐと神経線維腫症1型になるのだ。
逆に、父親の正常な遺伝子を受け継げば神経線維腫症1型にはならない。
つまり、両親のいずれかが神経線維腫症1型の場合、2分の1の確率で生まれてくる子供に遺伝するってわだ。
2番目に生まれた子供も同様、確率は2分の1となる。
ザ!世界仰天ニュース12月11日放送
自分よりも大きい腫瘍と闘う女性
ルーマニアに住むルチカ・ブンゲスさん、当時47歳。
彼女を苦しめるもの…それは尻にできた巨大腫瘍。
その重さは何と70kg!
腫瘍の原因は神経線維腫症1型、別名レックリングハウゼン病という病気が原因だった。
彼女の腫瘍は良性であるが、やっかいなのは切除してもまたできてしまうこと。
さらに彼女の場合、腫瘍を切除すると大量出血し、手術は危険と判断されていた。
そんな彼女にある医師との出会いが。
その名医によって彼女は驚くべき変身を遂げる。
う~ん。これは楽しみ。
何が楽しみって、後日談だよ。
手術が成功してからさ、彼女がどうなったのか全く情報がないんだよね。
現在に至るまで、再発することもなく完治したのか。
それとも、何度か再発することはあっても、その都度オペして切除しているのか。
あるいは…
当時の記事が2004年だったから、あれから14年も経過していることになるね。
ということは、ルチカ・ブンゲスさんは現在61歳だ。
高齢になればなるほど、腫瘍は重たく生活もしづらくなるでしょうね。
完治していることを切に願うよ。
どうか。どうか。平穏無事でおりますように。
「ザ!世界仰天ニュース」は、12月11日(火)19時56時~22時54分放送
平成最後の年末3時間スペシャルだぞ!!