※エミリアーノ・サラ選手の遺体画像は下記にあるぞ!!
エミリアーノ・サラが消息不明

アルゼンチン北部に位置するサンタフェ州出身のサッカー選手、エミリアーノ・サラは今年1月19日、FCナント(フランス)からカーディフ・シティFC(イングランド)へ移籍することが決定していた。
しかしその2日後の21日、サラが搭乗した小型飛行機は、カーディフへと向かう途上、英海峡に浮かぶガーンジー島付近で消息を絶ってしまう。
同機が行方不明になる直前、サラは「壊れそうな飛行機に乗っている」「すごく怖いよ」といった音声メッセージを家族や友人に送っていたという。
22日には英海峡の3千平方キロにわたる範囲で15時間にも及ぶ捜索が行われたが、搭乗者はおろか機体すら発見されず。
なおも捜索活動は続けられたが進展はなく、24日には打ち切りとなった。
エミリアーノ・サラの遺体を確認

サラの家族や同僚のサッカー選手、サッカークラブ、ファンなどからは捜索続行を求める声が上がっており、オンライン寄付サイトを通して30万ユーロ(約3,740万円)の捜索資金も集まっていた。
先月27日からは、この寄付金を使って独自捜索が開始された。
そして今月3日、英海峡の海底で飛行機の残骸が発見。
翌日、イギリス航空事故調査局(AAIB)は、残骸の映像から遺体を確認し、回収。
地元警察は7日、同遺体がサラのものであると発表。
検死の結果、飛行機の墜落時に頭部と胴体を損傷したことが死因だと判明した。
エミリアーノ・サラの遺体動画
現在ネット上には、サラの遺体を映したとされる画像が出回っている。
海外の過激ニュースサイト「BestGore」に公開されているその画像を紹介したい。
こちらのサイトから閲覧可能
中々グロいので閲覧には十分に注意していただきたい・・・。
遺体の腕に刻まれたタトゥーがサラのものと同一であることから、画像の遺体はサラで間違いないとみられている。
頭部は失われ、胸が大きく抉れている。
発見時、すでにここまで損傷していたのか、それとも検死の際に解剖された後なのかは不明である。
いずれにしても、将来有望なサッカー選手がこのような無残な姿になってしまったことは遺憾極まりない。
サラの死は、彼の遺族や友人、ファンたちの心に深い悲しみをもたらしただけではない。
FCナントとカーディフ・シティFCの間には、移籍金の支払いをめぐる問題が未解決のまま残っている。
この問題が長引けば、国際サッカー連盟(FIFA)が仲裁に入るか、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に判断を委ねられるかのいずれかになる可能性がある。
人々が哀悼の意を表する中、その裏では移籍金問題が泥沼化しつつある。
エミリアーノ・サラってどんな選手?
エミリアーノ・ラウール・サラ・タファレルは、アルゼンチン・サンタフェ州出身のサッカー選手。ポジションはフォワード。
■経歴
2012年2月8日、FCジロンダン・ボルドーで、クープ・ドゥ・フランスのオリンピック・リヨン戦でプロデビュー。
2013年7月2日、リーグ・ドゥのシャモア・ニオールFCに期限付き移籍。
2015年7月20日、リーグ・アンのFCナントに5年契約で移籍した。移籍金は100万ユーロ。
2018年10月20日のトゥールーズFC戦でハットトリックを達成。これはナントにとって2006年以来のハットトリックだった。
2019年1月19日、2022年6月30日までの契約でカーディフ・シティFCに加入することが決定。
しかしその2日後の1月21日、ナントからカーディフへ向かうため搭乗した小型飛行機(パイパー PA-46、機体記号N264DB、1984年製造)は、イギリス海峡のチャンネル諸島ガーンジー島の北部約20キロ付近で消息不明となった。
翌22日にガーンジー警察による捜索が行われ、洋上にて複数の浮遊物が発見されたものの搭乗者を示すものは見つからず、24日には搭乗者の生存の可能性が極端に低くなったとして、警察当局による積極的な捜索は打ち切られた。
その後、捜索資金の寄付募集が行われ、30万ユーロ(約3740万円)以上の資金が集まったことで捜索が再開された。
2019年2月3日、遠隔操作型無人潜水機を使った捜索により海底67.7mで機体が沈んでいるのが発見され、胴体後部に1人の遺体が確認された。
遺体は2月7日に収容され、英警察によりサラの遺体であることが確認された。
2019年2月9日、FCナントはサラが付けていた背番号9を永久欠番とすることを発表した。
ファンやチームメイト、家族には深い悲しみが広がっているが、そんな中、サラ選手の妹が投稿した一枚の画像が注目を集めている。
窓の外を見つめる一匹の犬。この子は、サラ選手が大事にしていた愛犬のナラである。
サラ選手の妹のロミーナ・サラさんが投稿したフェイスブックのキャプションには、「ナラはあなたを待ってるよ・・・」という一文が。生存が危ぶまれる中で投稿したロミーナさんの心境が感じて取れる一枚である。
インスタグラムには、これまでのサラ選手とナラの仲睦まじい画像が数多く残っている。
2017年にはナラとともに海辺に佇む写真が投稿されており、休暇を満喫する様子がうつしだされていた。
まさかその2年後に、サラ選手がいなくなろうとは夢にも思わなかっただろう。
これを見たユーザーたちからは、
「犬は大切なパートナーのことを忘れません。どうか強く抱きしめてあげてください」
「元気を出して。ナラとともに祈っていてください」
といった優しいコメントが相次いでいた。
もう2度と帰らぬ飼い主を待ち続ける姿は、まるで忠犬ハチ公のようだ。