サメに襲われ九死に一生を得る

米フロリダ州ボカ・グランデ・パスで今月1日、テキサス州から釣り旅行に来ていた男性、ポール・ケリーさん(72)がサメに襲われ、危うく死にかける事件が起きた。
当時、ケリーさんの釣り針には、150ポンド(約70キロ)のターポン(ニシン目の大型の海産魚)が食いついていた。
しかし、ターポンの力は強く、ケリーさんは船外へと引きずられて海に落ちてしまったのだ。
海中でケリーさんは脚の異変に気づいた。
異変といっても痛みとかそういうものではなく、何か違和感を感じたそうだ。
その刹那!
続いて鋭い痛みに襲われた。
 
ボートの周りを泳いでいたオオメジロザメが脚に噛みついていたのだ。
オオメジロザメは、最大で全長4メートル、体重316キロにも達する獰猛なサメだ。
ホホジロザメやイタチザメなどと同様に、容赦なしに噛みついてくるため、人間にとって非常に危険なサメとされている。
船に乗っていた人々によって船上に引き上げられたケリーさんは、傷がどれほど酷い状態か理解していなかったという。
船長はケリーさんの治療のために、沿岸へと船を引き返した。
その間、ケリーさんの脚はベルトで止血されていた。
病院に搬送されたケリーさんは、サメに噛まれて裂けてしまった膝の手術を受けて無事に成功。
現在、病院で順調に回復しているという。
…では次に実際にサメに膝を噛みちぎられた人の動画をご覧になっていただきたい。
サメに膝を食いちぎられた

人間がサメに膝を食いちぎられた!?
海外の過激動画サイトに公開された動画があった。
動画は、人々が海から船に何かを引き上げているシーンで始まる。
しばらくして画面が切り替わると、一人の男性が運ばれてきた。
全裸の彼は、膝が大きく抉れている。
皮膚が破れ、赤い肉と白い骨が露出。
サメに膝を食い千切られると、こんなにも痛々しいことになるのだ。
台の上に横たえられた男性はこの後どうなったのだろうか・・・?
※問題の動画は以下のリンクからご覧ください。
鮫に喰われる動画※無修正のため注意!
サメを撃退したサーファー

世界各地でサメの襲撃事件が相次いでいる。
■オーストラリア・クイーンズランドでは今月14日、ボディサーフィンをしていた50代男性が右足をサメに噛まれた。
■インド洋に浮かぶフランス領のレユニオン島でも今月9日、サーフィンをしていた20代男性がサメに食い殺された。
サメの餌食になりたくなければ、サメが出没する海に近づいてはいけない。
しかし、中には鮫を撃退したというパターンがあることを忘れてはいけない。
南アフリカで開催されたサーフィン大会「J-Bay Open」で、オーストラリア出身のプロサーファー、ミック・ファニング選手が鮫に襲われた。
運良く、奇跡的に無傷で救出された彼。
その際の一部始終が動画に記録されている。
サメのヒレが見えた時の映像には肝を冷やす。
本人の話では、突如突進してきたサメがレッグロープに引っかかったことで一瞬早く気がついたそうだ。
尾ヒレで顔をなぶられることもあったが、叫びながらサメを蹴り続け、見事撃退に成功。
その後、大会のウォーターセーフティーチームがボートで即時救出、事なきを得た。
インタビュアーが救出直後に質問をした際、ファニング選手はパンチやキックでサメを撃退していたというから全く驚きだ。
救出の後、大会は中止となった。
ファイナリストの2人には、大会のルールに則ってそれぞれ2位の賞金が授与されることになった。
そして1年後・・・
彼は懲りずに「J-Bay Open」に参加し、見事優勝したとのことだ!