小林誠が逃走から5日後、漸く逮捕

小林誠(43)を収監するために自宅を訪れた検察庁職員4人、厚木警察署警察官2人に対して、刃物を振りかざして逃走。
そんな逃走劇もここまで。
逃走から5日目、小林誠容疑者はようやく逮捕された。
小林誠容疑者は公務執行妨害容疑で指名手配されていたが、逃走から5日目の23日午前6時38分、横須賀市森崎のアパートに潜伏しているところを警察が発見し、説得の末、逮捕した。
捜査関係者によると、小林誠容疑者は大筋で容疑を認めているとのことだ。
振り回していた包丁については「持っていただけで振り回してはいない」と供述。
また、小林誠容疑者が横須賀市内の公衆電話から知人に電話した形跡があり、その周辺から潜伏先が浮上したことも新たに分かった。
小林容疑者の潜伏していたアパートに住む幸地大輔容疑者も小林誠容疑者をかくまったとして逮捕。
また、警察が踏み込んだ際には他にも女性数人がいたという。
逮捕現場近くの住人は、
- 「まさか自分の地元に来ると思わなくて、すごく朝ニュース見てびっくりしましたね。」
- 「近くに小学校も中学校もあるので、それがちょっと怖いんですけど、何とか捕まってよかったと思います。」
と、話していた。
小林誠容疑者は、地元で有名な“黒い三兄弟”だったことや、最高に車の運転がうまいこと、また、犯行に及ぶ際は必ずクスリをキメていた。
この小林誠とはいったいどういう人物なのだろうか?

- 名前:小林 誠
- 年齢:43歳
- 職業:テキヤ(ベビーカステラ売り)
- 家族:再婚の妻(えりかさん)と子供二人(連れ子)
- 身長:171cm
- 体型:中肉中背
- 逃走時の服装:白い帽子、白いTシャツ、ハーフパンツ
- 逃走時の車:黒のホンダ・フィット/ナンバー:相模502 ね・877
- 住所:神奈川県愛甲郡愛川町田代670セントラル田代B2階
- 懲役:3年8ヶ月
- 逮捕要因:傷害致死、強姦致傷、監禁致傷、覚せい剤取締法違反
小林誠と嫁(小林えりか)facebook特定!美人顔画像有!再婚で子供二人!厚木市で逃走中の受刑者! Erika Kobayashihttps://t.co/UGB2qgXIyo#小林誠#小林えりか pic.twitter.com/41Wm7gCwgZ
— ぽんきち (@ponkichi003) 2019年6月20日
「小林誠容疑者は少年時代にも三度の逮捕歴があることが分かりました。前歴は傷害致死、強姦致傷、監禁致傷、覚せい剤取締法違反などの前科があることも分かっています」(大手社会部記者)
判明しているだけでこれだけの悪事を犯しているということは、表沙汰になっていない凶悪事件がほかにも必ずある。
つまるところ不良を絵にかいたような人生を送っていたのが小林誠容疑者なのだ。
小林誠容疑者には三人の弟がいて、小林誠容疑者は長男だ。
三兄弟は間違ってるよ!あそこは確か四人兄弟のはずだよ!誠の下に、せいじがいてその下に双子のこういちとこうじがいるよ^_^
俺幼馴染だからよく知ってるよ— たけ (@take5152ryu1) 2019年6月20日
ただ、次男が普通の社会人生活を送っているため、地元では小林三兄弟と呼ばれている。
さらに、小林誠容疑者の父親は、先代が指定暴力団の傘下組織の組長であることが分かった。
今は、その組織から抜けて一本でやっているが、違う指定暴力団の庇護を受けている。
一方、小林誠容疑者は指定暴力団ではない暴力団組織に属しており、役職が付く幹部。
肩書きとしては「暴力団幹部」となる。
弟は双子でその片方は、ある組織の組長の娘を嫁に貰っている。
一部では、小林誠容疑者の職業を“カステラ売り”(テキヤ、ベビーカステラ)と表現しているネットメディアなどもあるが、背景は“組長の実子”で、その稼業を手伝っているという。
つまり、結構な大物ということだ。
ゆえに、地元厚木ではかなり恐れられている存在だったそうで、少なくとも“カステラ売りのあんちゃん”ではないことは確かだ。
「小林三兄弟は恐怖の存在です。地元では本当に悪名が高くて、小林三兄弟の前では誰もが直立不動で話しています。我々は彼らを畏怖しているんです」(地元関係者)
マスコミ各社はFacebookなどから友人関係を片っ端から当たり写真を入手しているが、ロクな写真がないうえ、普段は簡単に出回る動画なども出てこない。
これは、地元に残っている関係者、特に小林三兄弟の双子の弟を畏怖しているからであろう。
誰も彼らを売らないのだ。
小林誠の黒い噂

小林誠は、2018年に神奈川県大和市内の工具店で、工具など70点(計390万円)を盗んだ疑いで神奈川県警捜査3課に逮捕された窃盗グループ6人のリーダーだ。
捜査関係者の話によると、小林誠は地元では“あの有名な小林三兄弟”として、悪事の裏に必ず潜んでいるといわれるほど有名だったという。
しかも、この窃盗グループの悪事は盗みだけではなく黒い噂があったのだ。
「このグループは女性をさらって山に連れて行き、強姦することもあったとか。このあたりでは、泣き寝入りしている被害女性がたくさんいると聞きます」(地元関係者)
そんな、不穏な情報も入っている。
また、
「彼の運転技術は最高にうまいのです。どんな細道でも猛スピードですり抜けます。だから警察から逃げきれると自慢していました」(地元関係者)
このように、走り屋に人気の高い車の窃盗を繰り返し、ナンバーを付け替えて犯罪を繰り返していたとも、前出の関係者は説明。
たしかに、小林誠受刑者はアパートで刃物を振りかざし暴れた後、知人名義の車に乗り込んでいた。
そして国道16号線を横浜方面に走っているところを、捜査員に見つかったが、それを振り切ったのだ。
東名高速・横浜町田インターから東名高速に乗り、大和トンネル付近まで東名高速を走っているのが確認された。
その後、小林誠受刑者の逃走する際に使用した自動車が、自宅から約7キロ離れたアパートの駐車場で発見されている。
「小林は覚醒剤が大好きで、何か事件など起こす際は必ずと言っていいほど、薬をキメてました。今回もそうでしょう」(前出関係者)
情報では小林誠容疑者は覚醒剤をやめられないという話もあった。
逃走の際に携帯電話を置いていったが、覚醒剤は所持していた可能性もある。
今回の逃走直前の様子や、その後の行動から察するに、おそらくキメていたのであろう。
ちなみに、通常の覚せい剤であれば体内から抜けるのは1週間から10日である。
刃物を持って逃走していたため、近隣の住民としては一刻も早い逮捕を願っていたに違いない。
厚木市内と愛川町内の小中学校45校は、20日~21日にかけて休校に。
神奈川県警では1500人の警察官を出すなどの威信を掛けた捜査が続いていが、ようやく逮捕に至ったのである。