- 『嫁が地方の実家に戻りたいって言っているんだよね…』
- 『嫁が仕事の都合で地方へ行くみたいなんだけど、どうしたもんかな…』
嫁に付いていくためには今の仕事を変える必要がある。
つまり転職しないといけないんだよね。
いくら嫁の為とはいえ、こんなことで転職したら後悔しないかな?
嫁のために転職
僕はこの地に残って嫁だけ出ていくって方法もある。
でも、そうすると嫁とは離れ離れの生活を強いられるんだよね。
せっかく結婚したのに、突然離れ離れになるのは寂しいし、離れ離れの時間が長ければ長いほど他の男を作らないか心配で・・・。
人間である以上、魅力的な異性がいれば間違いなく惹かれていくものだ。
『あなただけを永遠に愛する…』
そんなのは架空だけに存在するお話。
離れ離れで生活をすれば間違いなく結婚生活は崩壊する。
そんなの嫌だ。じゃぁ、どうする?
僕にできることは何か?
答えは1つ!
僕には転職をするしか他に道はなかったんだ。
後悔は決してない
嫁と仕事を天秤にかけたとき、果たしてどちらを優先すべきか?
「二兎を追う者は一兎をも得ず」
という言葉がある通り、「嫁」と「家族」両方共に同じくらい大切にしていたら、いつか片方を失ってしまう可能性がある。
「嫁」を、家族を養っていくためには「仕事」は必要不可欠である。
だから、「仕事」の重要度が非常に高いっていうことは分かっているんだ。
でも、いざ何か起きた時、「仕事」を捨ててでも「嫁」のために、嫁の傍にいてあげることができるか?
「だって仕事があるから・・・」っていうのは言い訳に過ぎない。
別に今の仕事を捨ててしまうことで、一生働けなくなる訳じゃない。
仕事は探せばいくらでもあるが、”愛する嫁“は世界に1人だけなのだ。
嫁のために僕がすべきこと
そうとなれば、僕が嫁にためにすべきことは1つしかない。
ただ、突然転職といっても具体的に何をしたらいいのか分からない。
準備に時間だってかかる。
そもそも自分に合った仕事が見つかるのかどうか疑問だし、不安だってあるんだ・・・。
ひとまず転職サイトに登録してみようかなって思う。
転職サイトに登録するだけなら、誰にだってできるしね。
嬉しいことに会員登録すれば求人情報がたくさん送られてくる。
その中で気になったものがあればストックをしていけばいいし、同時に面接の準備も進めていけばいい。
また、転職が初めての場合、どのようにしたらいいのか悩むことも沢山あると思う。
そんな時こそ転職サイトにべったり頼って、専門界に相談すべきなんだ。
自分に合った仕事を探すためには、転職サイトに登録して求人情報のチャンスを逃さないことだ。
履歴書の書き方や面接の準備は後でだってできる。
でも、求人情報には限りがある。
だから、決して逃してはならない。
そのために、転職サイトへ登録することがとっても重要なポイントになってくるんじゃないかな。
最悪のケースを想定
常に最悪のケースを想定して、その”最悪のケース“を回避するために今すぐにでもできることは何か?
と、常に自問自答するようにしている。
例えばだけど、僕にとっての最悪のケースを挙げてみた。
■最悪のケース
- 急遽地方勤務となった嫁に対し、僕は「お前のために仕事やめてついていけって?そんなの無理にきまっているだろ。お前が仕事やめればいい話だ」と言い放つ
- 嫁は旦那の話なんて一向にきかず、家をでていくことになる。旦那はプライドの高さから『考え直してくれ』『俺が悪かった』『もう少し話そう』とは言えず嫁と遠距離開始。
- メールでしばしば連絡は取っていたものの、段々と返信が遅くなってきたような。。。
- 「ん?」最近どうもメールの返事がおかしい。嫁は地方で男をつくっていた。
- それだけに留まらず、なんとお腹にはその男との子供が・・。
- 『こんなことあり得ない!」そう思いつつも現実が覆ることはなかった。離婚確定。
- 仕事へのやる気もなくなり、くやしさと憎しみだけが日に日に増すばかり。
- その内仕事にもいかなくなり、自宅へ毎日引きこもってスマホゲームに1万円課金する毎日。
- もちろん、こんな生活をしていたら貯金なんてすぐになくなる。
- 思った通り。ついに貯金が尽きた。
- 財布の中には1,000円札が1枚だけ。今夜は満喫で休むことにしよう。
- LINEで元嫁とのやり取りをみてたら、急に恋しくなってしまいメールをしてみた。
- —ブロック—
- 翌朝、残ったお金と指輪を売って嫁の住んでいるところまで旅立つ。車窓に映る顔を眺める僕。
- 家の窓越しから覗いてみると、元嫁と子ども、そしてその旦那であろう男が3人仲睦まじく暮らしていた。
- 『あの時・・・あの時、選択を誤らなければ・・・』
- —終 焉—
長くなってしまったけど、このようにより明確化することが非常に効果的になってくる。
何故ならば、自分にとっての最悪のケースをより具体的にすることで、自身の心に最も響くからである。
そして、その最悪のケースというのは、何が何でも絶対的に避けて通りたい。
じゃぁ、その最悪のケースを回避するためにはどうしたらいいのかな?
花を咲かせるためには種まきが必要
最悪のケースを回避するためには、別のルートを探って、自分にとっての最善のルートを開拓していくことである。
もちろん、最善のルートといえどもそれはあくまでも自分にとってなので、7割失敗3割成功くらいの確率かもしれない。
それでも勇気を持って果敢に挑戦していくことだ。
若者はみな失敗を恐れすぎている節がある。
失敗は確かに怖いかもしれないが、失敗しないと大きな成長は得られない。
成功者はみな失敗を糧にして、他の道を探っては果敢に挑戦を続け、最後に成功を得ているのである。
そのためには、常に種をまき続ける事が肝心である。
例えば、どんなに綺麗な花も種なしには美しい花を咲かせることはない。
それは転職にも当てはまることだ。
転職するためには種を植えなければ何も始まらない。
まずはその種を植える事から始めてみましょう。