人に動いてもらいたいならば常に感謝の気持ちを忘れずに相手に伝えること
職場で働いてると、どうしても同僚や部下が思い通りに動いてくれなくて、いつも苦労を強いられている。
こんなことってありませんか?僕は毎日あります。
会社ってチームで動いているから協調性がとっても重要になってきますよね。だからこそ常に効率的に仕事はこなしたいもの。
これから人を動かすときに最適な方法を提案するので、その方法があなたにも試してみる価値のある内容であれば、試してみてください。
人はどうしたら動いてくれるのか?
仕事が遅かったり、いつも指示待ちで自主制に欠いている人に対して、「ちゃんと仕事しなさい/あれ(これ)をやりなさい」と、いくら言ったところで効果は薄いです。
もし、効果が出てるならば、あなたはこの記事に辿り着いていないはずですから。
じゃあ、一体どうしたら人は動いてくれるのか?
- 人に仕事を頼むときは、へりくだって仕事を依頼すること
- 依頼したら進捗確認をこまめに入れてあげること
- 無事仕事が終わったら感謝の言葉をたくさん投げかけること
このように、あたなと相手との間に例え地位の差があったとしても、それはそれ。
物事を人に頼む時は丁寧に丁寧に相手の気持ちを考えて依頼をするようにしましょう。
それじゃぁ1つずつ説明をしていきますね。
➀人に仕事を頼むときは、へりくだって仕事を依頼すること
例え相手が同じ地位、若しくは下であったとしても命令口調で依頼はしない方が相手は動いてくれます。
人には自尊心があります。人に命令をされて良い気持ちになる人なんかいません。
だからこそ、人にモノを頼むときは、へりくだって常に下から下から。
平身低頭を心がけるようにしてください。お願いをするような気持ちでね。
人は丁寧に丁寧にお願いをされると、頼られている気になって嬉しくなるものです。
『そこまで言われちゃ仕方ないな。俺(私)がやってあげようじゃないか』ってね。
もちろん命令口調でも動いてくれる人はいます。いますよ。
でもね、心の中でその人がどう思っているのかを考えてみるのも良いかもしれません。
きっと、少なからずイヤな思いを感じていることでしょう。
➁依頼したら進捗確認をこまめに入れてあげること
仕事を依頼したら、「ハイ終了!」じゃなくて、ちゃんと進捗状況の確認をしてあげましょう。
当たり前のことのようだけど、自分が逼迫している状況下だと、ついつい怠ってしまったりするもんなんですよ。
何か分からないことや困っていることがないかどうかも含めて進捗の確認を入れるようにしよう。
ちゃんとあなたのことを気にしているよっていうことを相手に理解してもらうことがとても重要です。
それだけで、相手は『ちゃんと自分のことを無視せずに意識してくれているんだな』って安心します。
そんなみんながみんな弱いわけないじゃんって思うかもしれません。
しかし、弱い部分をただ見せないだけであって、心の中ではそういうことを思っている可能性は十分にあります。
だって人はみな感情を持った生き物なのですから。
だから、ちゃんと気にしてあげてくださいね。
➂無事仕事が終わったら感謝の言葉をたくさん投げかけること
やるべき仕事をちゃんと期間内に達成する。これって当たり前のことって思いますよね?
確かにそうかもしれません。
でも、そんな当たり前のことに対しても常に感謝の気持ちを忘れちゃいけないんじゃないでしょうか。
「大変だったと思うけど、本当にありがとう~~。」その一言があるだけで救われます。
ちょっとした感謝の言葉って、実際に相手に投げかけるのと、そうではないのとで比較したらどっちがいいですかね?
どう考えても前者ですよね?だって感謝の言葉をかけられて、イヤな気持ちになる人なんていないじゃないですか。
でも、こんなことやって当然と思って、感謝の言葉を投げかけないでいたら相手はどう思いますかね?
もしかしたら、心の中では『あいつ、いっつも俺(私)を道具のように扱いやがって』って思われているかもしれません。
だから、いつも感謝の気持ちを忘れちゃいけません。
ちょっとした行為に対しても、常に感謝することを忘れないでいてください。
「日本語」という言葉をもっと大切にすること
じゃぁ感謝の気持ちって具体的にどうやって伝えればいいのか?
これはちょっと理解するのがムツカシイかもしれません。
日本語という言語で相手に言葉を投げかける時、もっと一言一言を大切にすることです。
『はぁ?』って思う人も中にはいますよね?
日本人って言葉を相手に投げかける時、あまり言葉の意味を考えないで無意識に単語を選んで「言葉のキャッチボール」をしてます。
もちろんそれは悪い事ではなく、日本人ならば無意識下でそうするのはごく自然のことです。
そう、自然のことだから悪いことではないんです。
ただし!!
その自然の行為は、相手に気持ちを伝えることに関してはとても微弱で中々伝わりません。
だから、人に何かを伝えたいとき、伝えなければならない時っていうのはもっともっと言葉を大切に扱ってください。
これは感情を込めるっていうのとはちょっと違います。
意識的に言葉に感情を込めようとすると、それはその時点でもう嘘の形になってしまいます。
その嘘の形のまま相手に投げかけてしまうと、それはお世辞だったり社交辞令だったり、もはや真実には全く聞こえなくなってしまいます。
それについて教えます。
一文字一文字を意識して発する
相手に言葉を投げかける時は、一文字一文字を意識してみてください。
言葉って普段から当たり前のように使っているから、発している言葉について一文字一文字を意識することなんてないですよね?
意識することがないのは当たり前です。普段から日本語には慣れ親しんでいるんですから。
だから人によってはすごい早口になる人もいますよね。
もっと、一文字一文字を意識して口から発するようにしましょう。
単語ごとに分けるんじゃないですからね? 一文字です。一文字声を発するたびに一瞬間を置くくらいでいいです。
最初はそれくらい意識して試してみてください。
今どの文字を自分が発しているのかをちゃんと頭の中で意識しながら声にだしてみてください。
頭の中で意識するのとしないのとでは、全然違います。
意識をするだけで、その文字は1つの言葉として意味を持つようになります。
意味を持つようになると、相手にあなたの感情が伝わるようになります。
暫くはネットニュースや本を読むときに試してみるのがやり易くて良いですよ。
慣れてくると、違和感なく言葉を発する事ができるようになりますから。
こういうのって、内容がとても抽象的だから、伝えるのがとても難しいです。
【まとめ】人に動いてもらいたいならば常に感謝の気持ちを忘れずに
相手が動いてくれない、思った以上に成果を出してくれないならば、あなたのやり方を見直すところからはじめてみるのも一つの手ですよ。
ちょっと考え方を変えてみるのが面白くて良いです。
例えばですが、もしもあなたが同僚や部下が中々動いてくれないことに対してイラついてしまうようであれば、、、
- 「この人が動いてくれない、成果を出してくれないのは自分のやり方が良くないからだ。」
- 「このままだと、自分が不甲斐ないばっかりに、この人は今以上に落ちぶれてしまう。」
- 「この人を救うには、自分がもっともっとこの人のことを考えて、この人のためになることをしなくちゃいけないんだ。」
って考えてみるとかね。
視点をちょっと変えるだけで、相手に対する印象ってグッと変わるものです。
それともう1つ。
言葉を相手に伝えるのって本当にムツカシイです。
これは僕が10年以上役者業をやっていたからこそ感じる事でもあります。
でも、もしもあなたが常に人に対して感謝の気持ちをもって、その言葉を素直に伝えることができるようになれば、きっと今以上に同僚や部下とも上手くいくことでしょう。
そのためにも忘れないでください。
- 人にものを頼むときは平身低頭を心がける
- 感謝の気持ちを常に忘れない
- 感謝の気持ちを伝える時は、一文字一文字を意識して丁寧に伝える
基本的にはこの3つを守るようにしてみてください。
別の記事でも、似たようなことを書いています。
その記事内では、人を褒める事の重要性について触れています。
必ず合わせて読むようにしてみてくださいね。