派遣会社で働くメリットって何?派遣社員は正社員よりも働きやすい
昔は正社員として定年まで働くっていうのが一般的でしたが、今はその概念が変わってきました。
結婚するつもりがなかったり、趣味の時間を多く作るためだったり、夢があっていつまでもその夢を追いかけるためだったりと。
正社員を避けて働く人が増えていきました。
それだけ働くための選択肢や仕事が増えてきたっていうことですね。
「派遣会社」で働くメリット
派遣会社で働くメリットは、雇用形態にあるんじゃないかと思います。
「正社員」じゃなくて、「派遣社員」であること。
「派遣社員」はあくまでも「派遣社員」なので、雇用関係が「正社員」とは異なります。
派遣の場合、自分にとってのホームは派遣会社であって、派遣先の会社ではありません。
だから、例えば過度な残業だったり、パワハラなどがあったとしても、相談先として派遣会社に相談できるのは正直強いですよ。
正社員の場合は、何かもめ事があっても内々に処理されてしまうことがありますからね。
そういった意味でも派遣会社は働きやすいです。
派遣先の会社も、派遣社員には気を使ってくれることが多いです。
あと、派遣社員って社員食堂が使えなかったりするんじゃないの?って声をよく聞きますが、そんなのほんのごく一部じゃないですかね。
大半の場合は、正社員と待遇の差はほぼありません。だから派遣という雇用形態があなたにとって都合が良いならば派遣で働くのがベターです。
それではざっと派遣として働くメリットを3点ピックアップします。
- 時間に縛られない
- 本業が別にある人でも働ける
- 自分の都合に合わせた職選びができる
では、この3点のメリットについて1つずつみていきましょう。
時間に縛られない
「正社員」と違って「派遣社員」で働く場合、残業が圧倒的に少ないです。
全くのゼロとまではいかないが、少ないです。
基本定時で帰社できるところが多いのがメリットです。
もちろん正社員でもホワイト企業であれば定時で即帰宅できるところはありますよ。
あくまでも、「正社員」「派遣社員」を比較した場合の話です。
派遣であれば、自分の時間をしっかりと確保できるので生涯人生において、有意義な時間を保てます。
「時は金なり」って言葉があるくらいですからね。
時間になったらパパッと帰宅して時間を有効に使えるのがとても魅力的ですね。
本業が別にある人でも働ける
本業として、例えば役者や声優、バンドだったり、個人事業主をやっている場合は働きながら本業をやる人が一般的ですよね。
となると、働きながら本業をやることになるため、正社員と掛け持ちでやるには非常に困難です。
また、会社の中には『副業禁止!』のところも多いですからね。
そうなると、雇用形態が正社員以外の仕事を探さなければなりません。
時間にもある程度融通が利き、それなりに収入が多い仕事を。
そういった悩みの種を解消してくれるのが「派遣」ですね。
正社員のようにボーナスはないですけど、それを除けば給料も正社員と変わらず、いやそれ以上に稼ぐことも可能です。
しかし!!
良い事ばかりでもありません。
本職が役者やバンドマンの場合は、舞台やライブ等の本業の仕事が入るとまとまった休みを取る必要がありますよね?
そうなると、職種によっては派遣であっても継続が難しいため、場合によっては退職を余儀なくされることもしばしばあります。
そのため、年に何回か長期的に休暇が必要になる人の場合、ある程度職は選ぶ必要があります。
実際に僕はむかし、役者をやっていたため定期的…まではいかないにしろ舞台の仕事がはいることもあるため、長期休暇を取らざるを得ないことがありました。
でも、それで仕事を退職になったことは一度もありません。
このように、融通が利く仕事も探せばあるってことです。
自分の都合に合わせた職選び
いまの時代、派遣の仕事なんて探せばいくらでもあります。職種も多種多様なので自分に合った仕事を探すことができます。
だから、仕事終わったあとのプライベート時間を最も最優先して暮らしたいって人にも派遣っていうのはとても向いていると思います。
昭和の時代だったら、若い内に結婚して家庭を築いて子供のために、妻のために、汗水流して仕事をするのが主流でした。
平成から令和にかけて、そのスタイル自体がもう違いますよね。
よくニュースでも聞くじゃないですか。
結婚を考えている人や、実際に結婚をしている割合も徐々に減ってきているっていうのを。
どの程度の割合なのかはここには載せませんが、このように「自分の夢の為に、趣味の為に」と生きていく目的そのものが変わりましたよね。
だから、自分一人分のお給料が貰えれば十分という人が多いんです。
子供を1~2人養って生活をするってなると、さすがに派遣だけでは不十分で、共働きが必要になるかもしれません。
でも、自分1人なら派遣で貰えるお給料でも十分すぎるくらいなんです。
ホントに時代が変わりましたよね。
あとは、結婚はしているけど子を授からないで暮らしている夫婦も多いですよね。
僕の仕事場にも何人もいます。
このように、スタイルが変わったことで、仕事時代もそういった人向けに融通が利くものが多くなってきました。
だから、安心してください。
自分の都合に合う仕事も、探せば必ず見つかりますよ。
派遣でも福利厚生を受けれる
2020年4月1日から、「同一労働なら、給与や福利厚生も同じであるべき」という考えが制度化されました。
以降は派遣であっても正社員と同様に福利厚生を受けることが出来るようになりました。
- 社会保険
- 有給休暇
- 健康診断
- 産休
- 育休
これにより、「派遣社員」としての働きやすさもグーンとUPしましたね。
有給休暇が貰えるのはもちろん嬉しいですし、あとは女性にとっても非常に働きやすくなったんじゃないですかね。
「産休/育休」がしっかりともらえるって点です。
恐らく今までの派遣会社では、この辺の産休・育休制度ってなかったんじゃないかと思います。
だから、当時だったら退職を余儀なくされていたことでしょう。
でも、今は違います。
正社員同様に福利厚生を受けることができるようになったんです。
これで女性の皆様も、安心して派遣で働けるようになったんじゃないかと思います。
派遣社員は正社員よりも働きやすい-まとめ-
いま、あなたがどのような状況で、どういった仕事を望んでいるのか?
いくら探しても中々見つからないって思っているかもしれません。
でも、探すことを諦めないでください。
今の時代になって、本当に仕事は探しやすくなりました。
ニュースでは、職がなくて云々かんぬんって話はよく聞きますけど、それはもの凄くこだわりが強いから見つからないんです。
『俺は/わたしは、これ以外は絶対にやらないんだ!』みたいな。
こだわりが強いっていうのはもちろん譲れないことだし、必要なことだと思います。
しかし、何もかも-職種も就業時間も職場のエリアも-と自分の望むものを探そうとすると、かなり選択肢が狭まれてしまうのと、そういった仕事は人気もあるため倍率が高いんです。
だから妥協は必要です。
「この1点だけは譲れないんだ!」っていうのは絶対にあっても良いです。
ただ、その1点以外のこだわりについては、ある程度妥協するようにしてみてください。
そうすれば、仕事がグーーンと見つかり易くなりますよ。