学問のすゝめ
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危険!感情で物事を判断してはいけない!その理由は?

ジャージーみるく
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感情に流されると、仕事の効率が落ち、正しい判断ができなくなる。

結局のところ、人は感情に支配された生活を送っている。その中で、どれだけ感情に支配されまいと足掻けるのか?が肝心である。

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なぜ感情で物事を判断してはいけないのか?

感情に基づく判断は、冷静な判断を鈍らせます。結果、理性を欠いたものになりがちです。
特に職場では、人間関係が原因で生じる負の感情が、冷静さを失わせる主な要因です。

ここでいう負の感情とは、「嫉妬、怒り、恐怖」といったようなネガティブなもの。できるならば感じたくない感情がこれに該当します。

これらの感情は、個人のパフォーマンス力の低下を引き起こすだけじゃなく、チーム全体の雰囲気や生産性にも悪影響を及ぼします。たとえば、次のようなことが考えられます。

負の感情によるマイナス要素

  1. 他者より自分優先な考え
    負の感情を感じてる時は、自分が苦痛を受けている時。
    この時、何かを判断しようしても「会社のため」ではなく「自分のため」になりがち。何故なら、自分の身を苦痛から守るために、心は自分の身体を優先するためである。
  2. 冷静さ(柔軟な思考、ロジカル思考)の欠如
    自分優先の考えになっているということは、会社の利益のために物事を考えることはまず不可能。心は自分の身を守るために感情を使って警告のサインを送ってます。あなた自身はその感情に引っ張られ冷静な判断ができなくなっているのです。

あなた自身の判断(=あなたの意志で判断した行動)と思っていたことが、実はあなた自身だけの判断じゃなかった。日常生活でも会社においてもそれは良く起こっています。
つまり、自分の判断には、感情が大きく左右しているということ。上記でも述べたような「嫉妬、怒り、恐怖」などの感情を心が感じている時、あなたの判断はその感情に大きく引っ張られます。

これは人間である以上仕方のないこと。でも、引っ張られないように最大限努力をしなければならない。何故ならば人間は社会で生活をしており、特に会社という場では「個」は重要視されないからである。「個」が重要視されないというのは、個々の感情ばかり優先して仕事をしているようでは、会社としての要求に応えることができないということ。会社の要求というのは、いうまでもなく成果をあげること。利益をあげることです。

周りには常に人がいて、お互いに干渉しあって影響を与えたり受けたりしています。その中で、常に冷静でいることは本当に困難なことである。

本来のあるべき姿

職場における理想的な精神状態は、「中庸-ちゅうよう-」であること。そして、そのためには感情に振り回されないことが大切です。

「中庸(ちゅうよう)」ってどういう意味?

超過(過剰、過度)しているわけでもなく、不足しているわけでもない。程よくバランスの取れた状態を指す。
例)勇気とは、無謀(過剰)と臆病(不足)の中庸である。

中庸であれば、感情による大きな影響を受けることが無い。常にあらゆる可能性を考えて物事の判断ができます。これはつまり、冷静を保つことができるということになります。

また、中庸であることは、会社において最も自分の力を発揮できる方法ともいえます。
理由は言うまでもなく、常に冷静でいられるからこそ柔軟な思考ができる。ロジカルな思考を用いて物事を判断したり、新しいものを生み出すことができるからである。

とはいえ、これは口でいうのは容易いことであるが、実際にそれを実行する場合はどうなのか?また、そのようにして取り組んでいけばいいのか?それについて解説していきます。

あるべき姿の取り組み方

習得は容易い?取り組み方は?

「中庸」であることを、現代風に分かり易く言い換えるならば、感情的にならずに常に冷静でいる方法は思ったよりも簡単です。2点を意識してください。

  1. 「中庸」であることを常に意識する。
  2. 心(感情)のパラメーターを常に中心の位置に固定する。

上記①②について、簡単に説明だけさせてください。

①「中庸」であることを常に意識する

常に意識して欲しいこと。それは、「中庸」であること。これまでに「中庸」についての説明はしてきました。とっても大切な言葉なので、ここでおさらいしつつ、もう少しだけ具体的な説明をしていきます。

まず意味から。上述したところからコピペします。

「中庸(ちゅうよう)」ってどういう意味?

超過(過剰、過度)しているわけでもなく、不足しているわけでもない。程よくバランスの取れた状態を指す。
例)勇気とは、無謀(過剰)と臆病(不足)の中庸である。

これだけでは、まだピンとこない人のために、仕事の出来事に置き換えて説明します。

例えば、職場の上司から「何度言ったらお前は覚えるんだよ、このバカが!」と怒鳴られたとします。この時に恐怖を感じてしまった場合は、恐怖の感情を限りなくゼロに近くしましょう。この場において、ただただ恐怖(=萎縮)してしまうのは仕事を進める上でも、上司との関係性を改善させるためにも良くないです。

逆に、怒りを感じてしまった場合も同様です。すぐにその怒りの感情を鎮めて冷静になりましょう。怒ったところで何になるのでしょうか?感情任せに真っ向から言い返して喧嘩したところで、何の得もありません。仮に上司を論破したとしましょう。それでどうなります?気持ちが良くなるのはあなただけ。上司は苦しみを感じるでしょう。そんなことをしたらどうなりますか?あなたと上司の関係は悪化するばかりです。
こういう時こそ、どう対処することが双方にとって良いのかをロジカルに考えられるように
冷静になるのです。

どちらの例も「中庸」という言葉を意識して、感情をリセットすることが肝心なのです。
今回はネガティブな例題でしたが、ポジティブな場合においても同様です。冷静さを欠いてはロジカルな思考ができなくなります。ロジカルな思考をするのに感情は邪魔でしかありません。

②心(感情)のパラメーターを常に中心の位置に固定する

「中庸」であることを意識するのは簡単です。でも、それだけで本当に感情値を常にゼロにすることができるのか?冷静を保つことが出来るのか? 
否、それだけじゃきっと失敗するでしょう。なので、これから言うことを一緒に実行するようにしてみてください。驚くほど効果的ですよ。

やって欲しいことはシンプルです。

感情が動きた時にすること
  1. 頭の中に下図をイメージすること
  2. 今の感情のパラメータがどのくらいかをイメージすること
  3. 今のパラメータの位置から中央のゼロの位置、つまり中庸の位置まで戻すこと

※図:感情パラメータ

このように上記①②③を実践してください。
人と接することで感情は常に変化しますよね?楽しかったり幸せだったらポジティブの感情パラメータが増加します。逆に落ち込んだり、恐怖を感じたり、怒りを感じたりした場合はネガティブの感情パラメータが増加していきます。

感情パラメータがどちらに増加したとしても、すぐにこの図を思い出してゼロ地点までパラメータを戻してください。中庸の位置まで。このパラメータを意識するかしないかで、かなりの違いが生じます。ちなみに僕は今でもこれを実践しています。
仕事では、イヤなことだったり、個人の感情を優先しそうになる機会が多いです。そういった感情が増幅した場合は、すぐに中庸の位置までパラメータが戻るように頭の中で意識してます。

おかげで、僕は常に冷静でいることができるようになりました。

まとめ

仕事において、感情に流されることが何故よくないのかを解説してきました。
僕がこの記事で触れている「中庸」というのは、アリストテレスの著書に度々出てくる言葉になります。そこでも過剰や不足が良くないこと。何事も程よいくらいが丁度いいってことが書かれてます。
興味ある方は下記にリンク貼ってるので購入の検討をしてみてください。

但し、かなりの難読です。言葉の表現がかたっくるしく、今は使われてないものが多いです。そのため、非常に分かり辛いです。普段から読書してない方はちょっとオススメできませんので、注意してください。

注意!かなりの難読です。本を読むことに慣れてない人は避けた方がいいかもしれません。

感情というのは、集団で生活する上では本当に厄介なものです。もしもあなた自身の意志が感情に打ち負けてしまい、感情を最優先してしまった場合、必ず周りの誰かが苦しむ結果になります。

それが個人同士の問題ならまだしも、会社という場においてはあまり良いことではありません。何故なら、あなたの自己中心的な行動により周りの仕事に悪影響をあたえてしまった場合の被害は甚大だからです。

そのためにも、いまの内に感情のコントロールができるよう当記事を読んで実践していきましょう。そうすればあなた自身の日常生活も今よりもっと楽になりますよ。

それではまた。

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ABOUT ME
ジャージーみるく
ジャージーみるく
大学在学中に役者をはじめる。 10年以上続けてきましたが、「マーケティング」「経営者」に興味を持ち、独学で勉強をはじめる。 今はブラックが通信会社に勤めながら「会社での働き方」「転職・派遣会社の紹介」「マーケティング」を教えています。牛乳が大好きで山梨県の清里にちょこちょこ出没(※年に数回程度です。) します。さぁ、今日も牛乳飲んで頑張ります。
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