緊張(あがり症)のせいでいつも悔しい思いをしてる人におすすめの3つの技
緊張(あがり症)を本気で改善、つまり緊張(あがり症)が全くなくなるようにするのは、相当ムツカシイです。
しかし、緊張(あがり症)の状態にあっても、普段通りの力を発揮できるようにすることは比較的かんたんにできます。
緊張(あがり症)はこれをすれば解決
緊張(あがり症)を克服する最もシンプルな方法は、以下の3点を実行することです。
- 受け入れる
- 深呼吸する
- 口まわりを脱力する
これだけやれば、普段通りの力(80-100%)を発揮することができます。
実は僕自身が極度の緊張(あがり症)で、何十年も悩み続けていました。
役者をやっていた経験を糧にしながら、あーでもないこーでもないと考え続け、最近になって漸く対処方法を発見しました。
今日はその方法を伝授します。
ポイントは上記で言いました通り、「受け入れる」「深呼吸する」「口まわりを脱力する」になります。
1つずつ解説をしていきますね。
受け入れる
「受け入れる」とは何を受けいれればいいのか?
これは、「緊張している自分自身を受け入れる」の意になります。
緊張している時の自分自身を思い出してください。
いつもこんなことを思っていませんか?
って。僕はいつもこんな感じに頭で考えていました。
このように反発すると、ものすごく疲れるし、緊張が治まる訳もありません。
寧ろ反発することに体力つかっちゃって、余計にプレッシャーを感じてガチガチになっちゃいます。
こういう時の結果はどうなるかというと、言うまでもなく普段の力の20%も発揮できずにいつもボロボロでしたね。ホントひどかったです、あの時の僕のプレゼンは。
だから、これからは次のように自身に言い聞かせてください。
『緊張してもいいんだよ。』と。
たったの一言でいいんです。
自分に声をかけてやってください。そして、緊張している自身を否定せずに受け入れるようにしてください。
深呼吸する
プレゼン等であなたが発表をする番になりましたら、まず深く呼吸をするようにしてください。
そのあとも自分の出番が終わるまでは意識的に深い呼吸をしてください。
大抵の場合において、ガチガチに緊張している時は呼吸が浅くなっています。
緊張のしすぎで、上手く呼吸ができていないんです。
普段、呼吸って無意識の内におこなわれていますが、その無意識下での呼吸が浅くなってしまうのです。
実際に緊張している時の呼吸がどれだけ浅くなっているのか、今度確かめてみてください…と、いいたいところですが、緊張している時はそんな余裕ないから無理ですよね。
この呼吸がしっかりおこなわれないと、話してる時に酸素が足りなくなります。
そして、発声の音は高音になり、声が上ずってしまいます。
だから呼吸は意識しながらしっかりとしましょう。
僕はいまでもプレゼン時は意識して呼吸してますよ。
口まわりを脱力する
口や上顎、下顎などの口周りが緊張しないように、つまり力がはいらないようにしてください。
じゃないと、綺麗な発声ができません。
涎が垂れるくらい力を抜いて…ってのはいいすぎですが、それくらい力を抜いてください。
練習方法としては、うずらの卵が口に入るくらいに開いて、そのまま口の形をキープして喋る練習をしてみてください。
もちろん、舌も動かしたらダメですよ。注意してくださいね。
ちょっとしたいっこく堂みたいな感じになりますが、これができれるようになれば、力の抜き方もうまくできるようになります。
言い方をかえるならば、力んでしまった時の感覚に気づけるようになります。
力が抜けてる状態で発声してるとにって、必要最低限の動きしかしないんです。
これについては道具をつかってやると、より効果的です。
参考までにやり方を載せておきますね。
※参考図:パワポでチャチャッと作成したため雑です…m(_ _)m
やり方は、上図にある通りです。
事前に用意するものは割りばしのみです。
- 割りばしを口の両端で咥えます
- 左右の奥歯で割りばしを噛んで(固定して)ください
- あとは、この状態をキープしたまま声をだしてみてください
割りばしを咥えて声を出すと分かるのですが、声がスーッとどこにもつっかえることなく出ていることが分かります。
無駄な力を使わずに筋肉も緊張せずに非常にリラックスした状態で発声ができている状態になります。
この感覚を覚えてください。いつでも割りばしを咥えることができるように、自分の部屋に常備しておくのもいいですね。
めちゃくちゃ重要なので、是非やってください。やるやらないとでは今後大きな差がでてきます。
いつでも気軽にできるのも良い点ですね。
それだけ有効な方法ってことです。
緊張(あがり症)のせいで悔しい思いをしている人へ-まとめ-
ここまで説明してきました3つの技、これを会得できれば冒頭で触れた通り普段通りの力(80-100%)を発揮できるようになります。
間違いなくできるようになります。
ただし、1つ注意事項があるのでお伝えしておきますね。
その注意点というのは、、、
慣れないうちは、いっぺんに3つの技を使わないこと。
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■あがり症 克服のための3つの技
- 受け入れる
- 深呼吸する
- 口まわりを脱力する
何故かというと、いきなり新しい技を3つも実行しようとしてもできないからです。90%以上の確率で失敗します。
何でもそうですが、新しいことを始める場合は1つずつやることです。
人間って意識的に物事をおこなう場合、基本1つのことしか集中してできない構造になっているのです。
だから、慌てずに「受け入れる」「深呼吸する」「口まわりを脱力する」については1つずつじっくりと実行していくようにしましょう。
上記の技にも慣れてきて、もう少し発声にもこだわりたいなって人には上級者向けの方法もあります。
ただし、かなり難易度が高いので、僕もこうして文字だけで説明するにはどうしたら良いのかちょっと考えてしまうレベルです。
反響次第では、その方法もいずれ執筆したいかと思いますので、ご希望あればお問い合わせくださいね。